2009年12月09日

*西ベンガルの吟遊詩人バウル*

*西ベンガルの吟遊詩人バウル*

夕べ櫻島のムーンガラムマサラで西ベンガルの吟遊詩人
『バウル』の『ショッタナンド・ダス』さんと『ホリ
・ダシ』さんのライブがあり行ってまいりました。

初めて聞く『バウル』という言葉をいろいろ調べてみま
したところ検索でいろいろ出てきました。

バウルとはバングラデシュとインドの西ベンガルの農村
部に暮らす神秘的な吟遊詩人たちです。
町や村を転々として、歌い、踊ることを修行としていか
なる既成宗教やカースト制にも属さないと言われています。
バウルはユネスコの「無形人類遺産」に指定されています。

http://www.tvac.or.jp/di/13658.html
(コピペさせて頂きました。)
http://satyanandadas.blog50.fc2.com/
(ホームページです)

まず身支度しています。

*西ベンガルの吟遊詩人バウル*

織模様の入った帯のような物を肩から
斜めにかけて
綺麗なオレンジの布を手でたたんで細くして
腰に巻きつけています。
ターバンを巻き完了!!

*西ベンガルの吟遊詩人バウル**西ベンガルの吟遊詩人バウル*

楽器を並べています。見たことない楽器ばかりです。

*西ベンガルの吟遊詩人バウル*

まずは
ドゥギ(小さな太鼓)を又にはさみ左手でたたきながら
アノンドロホリ(小型の太鼓に弦を貼りはじ
くバウル特有の楽器)、をもって右手の人差
し指ではじき鈴を左足の親指に巻き鳴らす。
そして歌うんです。

コロタール(小さいシンバル)を奥さんの
『ホリ・ダシ』さんが鳴らします。

ドータラ(4〜5弦の小型の三味線系弦楽器)は
5弦あり3本までが奄美の三味線と調弦が一緒でした。


エクタラ(一弦琴)
これが不思議な楽器です。
小型の太鼓に線が2本張ってあり左脇に挟み
ながら線を左手でひき右手の撥で弾くのです。
引っ張り加減で音程を変えるとても難しそうな楽器でした。

*西ベンガルの吟遊詩人バウル*

最後に踊りながら
グングル(足につける鈴)を鳴らし
コンジョリ(タンバリンのような太鼓)をたたきますが
手の側面を使う不思議なたたき方です。

徐々に激しさが増しジョイジョイと掛け声が入り
次第に神社の奉納の儀式のような静かな曲調になり
頭を深々と下げて終わりました。

スゴイ!!

できることをすべてやって音楽を完成させている
といった表現の凄さを感じました。



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Posted by エーテル at 13:52│Comments(0)音楽の話
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